にのみやデンタルクリニック
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船場クリスタ3F (1F パッケージプラザカワノ)
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審美歯科Cosmetic Dentistry
日本人の8割~9割の人の歯には、金属が入っていると言われています。小さな部分ならばあまり気になりませんが、笑うと見えるような箇所に銀歯があると・・・
銀歯は歯としての機能は十分ですが審美性に欠けるところがあります。
これらの気になる銀歯を思い切って、白いセラミックの歯に変えてみてはいかがでしょうか。
審美歯科とは歯を白く美しく変身させる治療です。
なんだか大げさな様に思えますが、治療の内容は通常の虫歯の治療と殆ど変わりません。
違う所を強いて探せば、保険の歯と削り方がやや異なる程度です。しかし、これは医師の問題で患者さんには殆ど感じる違いはないと思います。
セラミック
人工の歯の中では最も美しいものです。透明度、艶、など、どれを比較してもセラミックに勝る材料はありません。 本物の歯と比較しても殆ど違いがわからないほどです。健康保険でも部位によっては白い歯を入れることが出来ます。
健康保険の白い歯の材料はレジンというプラスチックの様な材料で、一見ではセラミックと違いが解らないかもしれません。 しかし、よく見ると前に述べたような透明感や艶の違い、それと私が最も大きな違いと感じている「濡れ」の違いがあります。
健康保険の歯は水を弾きますが、セラミックは水を弾きませんので表面がきれいに濡れて、艶に大きな差を与えます。
これは本物の歯も同様の性質があります。
歯の表面が濡れていないと表面が乾燥し唇が引っかかったり、口紅が歯の表面に付いたりしやすくなります。
それと、パーティーなどで使用されるブラックライトで健康保険の歯は、青白く光ってしまうことがありますが、セラミックでは本物の歯と差がありません。
また、長期間で比較した場合健康保険の歯は黄色く変色していき除去できませんが、セラミックは基本的には変化しません。
表面に嗜好品やコーヒー、お茶の色素が表面に沈着することがありますが、内部に侵入することはなく表面を磨けば元の美しさが復活します。これは本物の歯も同じ事と言えます。
また、最近の材料としてハイブリットセラミックと言う材料や、人工ダイヤモンドの材料であるジルコニアを使用した物もあり、症例によって色々な治療法が選べます。
詳しくは診察の上、患者さんと相談して治療法を決定していきます。
ポーセレンべニア
ポーセレンとは磁器のことで歯科界ではセラミックと同様の扱いをします。
ポーセレンベニアは主に前歯に使用される方法で、色が悪くなった歯の表面を少し削り、貝殻のような薄いセラミックのパーツを作成し、それを貼り付け審美性を改善します。
歯の「付け爪」のような物と考えていただければ良いと思います。
これは使用できる条件が限られますが、セラミックの特性を発揮できる治療法の一つと言えます。
また、歯を少ししか削らないのも大きな特徴と言えます。
ホワイトニング
ホワイトニングとは色調が悪くなってしまった歯の色を薬剤によって白くしていく方法です。
ご家庭で行ってもらうホームホワイトニングと、医院で行うオフィスホワイトニングがあります。
どちらの方法にせよ、虫歯や知覚過敏、歯周病があるとホワイトニングが出来ない場合があります。
虫歯や知覚過敏があると歯に痛みが出たり、歯周病があると歯茎が爛れたりすることがあるからです。
事前にしっかりと診察を受けましょう。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、ご家庭で薬剤を入れたマウストレーと呼ばれる薄いマウスピースを装着し、歯を白くしていく方法です。
医院に通う必要が少なく、仕事が忙しい方などに適した方法と言えます。
十分なホワイトニングの効果が得られるまでに10日~2週間が必要です。
人によっては薬剤の影響で歯が凍みる方がいますが、装着時間や薬剤の使用量を変更することで殆どの場合改善します。
ホワイトニングコース料金表(全て税込みの金額で表示しております)
コース | セットの中に含まれるもの | 適応 | 金額(税込) |
---|---|---|---|
ホームホワイトニング | ホワイトニングジェル 4本 上下トレー(専用ケース付) 専用デンタルペースト 1本 歯の歯石取り 歯のクリーニング |
上下顎 | 32,400円 |
顎のみ | 21,600円 | ||
下顎のみ | 21,600円 | ||
オフィスホワイトニング | ホワイトニングデンタルペースト 歯の歯石取り 歯のクリーニング |
6本 | 32,400円 |
7本目より1本 | 4,860円 | ||
ホワイトコート | 1本 | 2,160円 |
歯も美白!
最近、歯のホワイトニングについての問い合わせを受けることが多くなってきました。
それだけ、皆さんの歯に対する意識が高まってきているのでしょう。
そもそも歯が着色するのには、さまざまの原因があります。食べ物や飲み物からの着色、喫煙からの着色、加齢による着色などです。
この着色のなかで、歯の表面を研磨するだけでは落ちない着色を、ホワイトニングで白くします。
ホワイトニングの一般的な方法としては、歯科医院で歯に薬剤を塗って光をあてる方法(オフィスホワイトニング)と、歯型にあわせて作ったマウスピースに薬剤をいれ、自宅で行う方法(ホームホワイトニング)があります。
オフィスホワイトニングは、やや高額ですがその場で白くすることができます。ホームホワイトニングは、2週間程度かかりますが、比較的手軽にホワイトニングを行うことができます。
しかし、人工的な詰め物や差し歯(保険の白い詰め物や金属、セラミックなど)を白くすることはできません。気になる場合や、目立つ場所であれば、ホワイントニング終了後に詰め物や差し歯の色を合わせることになります。 また、虫歯や歯周病があると薬剤が沁みることがありますので、必要な治療が終わってからホワイトニングを行います。
よく、「一度ホワイトニングを行うと一生白いままですか」という質問を受けますが、残念ながらホワイトニングした歯も、時間が経つとその他の歯と同様再着色をします。
毎日の歯磨きだけで白さを長期間保つのは難しく、白さをキープするためには定期的なホワイトニングが必要になることもあります。
また、これらのホワイトニングは薬剤を浸透させて歯を白くするものなので、全ての方が均一に同じ白さの歯になるわけではありません。
白くなる度合いは人それぞれで、着色の種類によってはこの方法で白くすることができない場合もあります。その場合には、白くしたい歯の表面を薄く削って、そこにセラミックという陶器でできた素材を貼り付けて、白くする方法もあります。
これは薬剤を使ったホワイトニングと違い、歯を削りますし金額もかなり高額になりますが、好みの白さに調節することができ、セラミック独特の輝くような美しさがあります。
さらに、「今日だけ白くしたい!」という方のために、歯のマニキュア(ホワイトコート)という方法もあります。 爪に塗るマニキュアを塗るわけではありませんが、イメージとしては同じような感じです。歯の表面に、好みの白さのコーティングをするのです。マニキュアと同じように、日数の経過(約2週間)とともに表面のコーティングが剥げたり欠けたりしますが、その場で確実に白くすることができますので、 ” 大切なこの日だけでも白くしたい ” という方にはお勧めです。しかもホワイトニングに比べ、金額もかなり安くできます。
ただ、ホワイトニングも含め以上の処置は、まず歯石をとったり歯の表面をクリーニングする必要がありますので、事前にご相談されることをお勧めいたします。
ホワイトニングとは、髪にパーマをかけたり、カラーをするのによく似ているかもしれません。
髪のおしゃれと同じように、生活をするのに必ずしも必要ではないけれど、笑った時に清潔で美しい、白い歯がこぼれることにお金と時間を使ってみる。接客業の方や結婚式を控えた方以外にも、ホワイトニングをする方が増えてきているのは、白い歯にそれだけ価値があるということでしょうか・・・
歯科医としては、一人でも多くの方がホワイトニングも含め歯のことに興味を持って下さり、歯に手をかけて大切にし、その歯に自信を持っていただくことは大変嬉しいことです!!